专利摘要:
無線通信システムにおけるシステム時間に同期するための無線アクセス端末、システム及び方法が提供される。第1の無線通信ネットワークにおける第1のタイミング系列が、無線アクセス端末における処理に使用される。第1の無線通信ネットワークは、第1の無線アクセステクノロジを使用する。第1のタイミング系列とともに処理を行うことは、第1の無線通信ネットワークのフレームサイクルを判別することを含む。フレームサイクルは、フレームサイクル境界を有する。第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用する第2の無線通信ネットワークのブロードキャストパラメータが、受信される。ブロードキャストパラメータは、第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含む。無線アクセス端末は、第2の無線通信ネットワークのシステム時間を、フレームサイクル境界に整合させる。無線アクセス端末は、第2の無線通信ネットワークを利用して、通信セッションを行う。
公开号:JP2011514782A
申请号:JP2010549909
申请日:2009-03-06
公开日:2011-05-06
发明作者:ジャング,ケ−チ;ダブリュ パーソンズ,エリック;ティー ボレン,ラーリー
申请人:ノーテル・ネットワークス・リミテッド;
IPC主号:H04W56-00
专利说明:

[0001] 本発明は、一般に無線通信システムに関連し、特に、ソース無線アクセスネットワークにおけるアクティブセッションに関わりつつ、ターゲット無線アクセスネットワークのシステム時間を無線アクセス端末が獲得できるようにするインターワーキング方法及びシステムに関連する。]
背景技術

[0002] 無線技術は、マルチメディアアプリケーションを連続的に利用できるようにする要求に応じるべく、複数のネットワーキングプラットフォームを介するブロードバンド情報アクセスに向けて進展しつつある。最近の技術動向によれば、第2、第3及び第4世代(「2G」、「3G」、「4G」)の標準仕様に基づく広域セルラネットワークや、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)が共存し、エンドユーザにマルチメディアサービスを提供している。]
[0003] 例えば、ロングタームエボリューション(LTE)は、進歩したワイヤレス移動無線技術を開発する試みであり、モバイルネットワーキングに関する現在の第3世代(3G)電気通信標準仕様技術の後継となるものを目指している。3G技術は、例えば、符号分割多重アクセス(CDMA)、ワイドバンド符号分割多重アクセス(WCDMA)、高速データレートパケット(HRPD)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)及び高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)等を含むがこれらに限定されない。LTEという用語はしばしば標準仕様を指すために使用されるが、実際のLTE標準仕様は、国際電気通信連合(ITU)第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のリリース8として知られている。多くの人々は、以下の2つの理由により、LTEを第4世代(4G)技術と考えており、その理由は、LTEは3G技術よりも高速であること、及びインターネットのようにLTEは「オールIP(all−IP)」アーキテクチャを使用し、音声を含む全ての情報がデータとして処理されること、である。]
[0004] したがって、複数のネットワーキングプラットフォームを介するシームレスなモビリディ(インターネットワーキング(internetworking)と言及される)が必要とされ、様々なワイヤレスネットワークの中で相互運用性及びサービスの連続性を強化する必要がある。全面的に新しい4Gネットワークを単に配備し、既存の旧式の無線アクセステクノロジのネットワークを速やかに廃止してしまうことは実用的でないことにも配慮しなければならない。さらに、新たなテクノロジの技術を配備するのに必要なコストと時間に起因して、旧式のネットワーク上に新たなネットワークを完全に重ねる(overlay)ことは許容できない、という問題を追加することにもなる。その結果、配備を進めるプロセスの途中において、新たなテクノロジのネットワークの中にカバレッジの「ホール(holes)」が形成されてしまう。さらに、移動装置のような無線アクセス端末の観点からは、無線アクセス端末は、現在のネットワーク(例えば、CDMA)に加えて、新しいネットワーク(例えば、LTE)の両方ともサポートしなければならないことになる。これは、各自のネットワークテクノロジ各々とのセッションを単に開始できるだけでなく、一方のネットワークテクノロジから他方へ、アクティブな通信セッションを遮断することなくハンドオーバできるようにしなければならないことを意味する。例えば、新しいテクノロジのネットワークにおいてアクティブなセッションが進行中であるが、LTEネットワークのエッジ(すなわち、ホール)に近づいた場合、そのセッションは、3Gネットワーク(例えば、CDMA)にハンドオフしなければならない。]
[0005] アクティブセッションのハンドオフ(「アクティブモードハンドオーバ」とも言及される)をサポートする際に考慮する必要がある事柄は、特に、ネットワークタイミングである。例えば、アクティブモードハンドオフに先行して、すなわち無線アクセス端末がソースの無線アクセステクノロジ(例えば、LTEネットワーク)に在圏(キャンプ)している間に、アクセス端末は、CDMAネットワークのようなターゲットの無線アクセステクノロジのシステム時間を知る必要がある。]
[0006] その場合、ハンドオーバの最中に、ターゲット無線アクセステクノロジのシステムタイミングをアクセス端末が正確に捕捉できるように、十分なタイミング分析をする必要がある。提案されている1つの方法は、ターゲットの無線アクセステクノロジ(3G)のネットワークが、周期的に又は非同期的に、アクセス端末が受信する共通チャネルでメッセージをブロードキャストすることである。LTEからCDMAへのハンドオーバにおいて、共通チャネルで伝送されるオーバヘッドパラメータの一部として、49ビットのシステムタイムフィールド(SYSTEM_TIME field)を使用することが提案されている。49ビットフィールドを使用してシステム時間を伝送することは、アクセス端末が実際のCDMAシステム時間を発見するために十分な精度をもたらすが、そのようなサイズのフィールドは、膨大な量のオーバーヘッドチャネルリソースを消費することになるので非常に非効率的な動作になってしまう。]
発明が解決しようとする課題

[0007] 本発明の課題は、アクセス端末がターゲットの無線アクセステクノロジネットワークのシステム時間を、オーバーヘッドの消費量を最小化する方法により取得できるようにするシステム及び方法を提供することである。]
課題を解決するための手段

[0008] 一実施例による方法は、
無線アクセス端末が無線通信システムにおけるシステム時間に同期するための方法であって、
第1の無線通信ネットワークにおける第1のタイミング系列を使用して、前記無線アクセス端末における処理を行うステップであって、前記第1の無線通信ネットワークは、第1の無線アクセステクノロジを使用し、前記第1のタイミング系列を利用する前記処理は、前記第1の無線通信ネットワークのフレームサイクルを判別することを含み、前記フレームサイクルは、フレームサイクル境界を有する、ステップと、
前記第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用する第2の無線通信ネットワークのブロードキャストパラメータを受信するステップであって、前記ブロードキャストパラメータは、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含む、ステップと、
前記無線アクセス端末が、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を、前記フレームサイクル境界に整合するステップと、
前記第2の無線通信ネットワークを利用して、通信セッションを行うステップと
を有する方法である。]
図面の簡単な説明

[0009] 本発明によるシステムのブロック図。
LTE無線通信ネットワーク及びCDMA無線通信ネットワークの間の同期システムタイミング例を示すタイミング図(本発明による無線アクセス端末に対して、オフセットがゼロである擬似雑音シーケンスが示されている。)。
本発明による無線アクセス端末に対するLTE無線通信ネットワーク及びHRPD無線通信ネットワークの間の同期システムタイミング例を示すタイミング図。]
[0010] 有利なことに、本発明は、無線アクセス端末が、ターゲットの無線アクセステクノロジネットワークのシステム時間を同期して取得できるようにする方法及びシステムをもたらす。この方法は、同じくハンドオーバを行う非同期的な方法及びシステムの場合と比較して、オーバーヘッド消費量を著しく少なくすることができる。]
[0011] 本発明の一形態によれば、無線アクセス端末が無線通信システムにおけるシステム時間に同期する方法が提供される。第1の無線通信ネットワークにおける第1のタイミング系列(hierarchy)が、無線アクセス端末における処理に使用される。第1の無線通信ネットワークは、第1の無線アクセステクノロジを使用する。第1のタイミング系列とともに処理を行うことは、第1の無線通信ネットワークのフレームサイクルを判別することを含む。フレームサイクルは、フレームサイクル境界を有する。第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用する第2の無線通信ネットワークのブロードキャストパラメータが、受信される。ブロードキャストパラメータは、第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含む。無線アクセス端末は、第2の無線通信ネットワークのシステム時間を、フレームサイクル境界に整合させる。無線アクセス端末は、第2の無線通信ネットワークを利用して、通信セッションに従事する。]
[0012] 別の形態によれば、本発明は、無線アクセス端末を提供する。無線アクセス端末は、受信機と、その受信機による電気通信のための中央処理ユニットとを有する。中央処理ユニットは、第1の無線通信ネットワークにおける第1のタイミング系列を使用して処理を行う。第1の無線通信ネットワークは、第1の無線アクセステクノロジを使用する。第1のタイミング系列を使用することは、第1の無線通信ネットワークのフレームサイクルを判別することを含み、フレームサイクルはフレームサイクル境界を有する。中央処理ユニットは、第2の無線通信ネットワークのブロードキャストパラメータを受信機が受信するよう動作させる。第2の無線通信ネットワークは、第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用する。ブロードキャストパラメータは、第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含む。中央処理ユニットは、無線アクセス端末が、第2の無線通信ネットワークのシステム時間をフレームサイクル境界に整合させることを引き起こし、第2の無線通信ネットワークを用いて通信セッションに従事する。]
[0013] さらに別の形態によれば、本発明は、無線通信システムを提供する。システムは無線アクセス端末を有する。第1の無線通信ネットワークは、無線アクセス端末と通信する。第1の無線通信ネットワークは、第1のタイミング系列を使用する第1の無線アクセステクノロジを有する。第1のタイミング系列は、フレームサイクル境界とともにフレームサイクルを有する。第2の無線通信ネットワークは、無線アクセス端末と通信を行い、第2の無線通信ネットワークは、第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用する。第1の無線通信ネットワークは、ブロードキャストパラメータを無線アクセス端末に送信し、ブロードキャストパラメータは、第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含む。無線アクセス端末は、第2の無線通信ネットワークのシステム時間をフレームサイクル境界に整合させ、第2の無線通信ネットワークを利用して通信セッションに従事する。]
[0014] 本発明のさらなる理解並びに本発明による作用効果及び特徴は、添付図面を参照しながら行われる以下の詳細な説明を参照することで、速やかに理解されるであろう。]
[0015] 本発明による実施例を詳細に説明する前に、ロングタームエボリューション(LTE)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の一部であること、及び簡略化されたオールパケットアーキテクチャを使用することで、ユニバーサル電気通信システム(UMTS)移動電話標準仕様を改善しようとしていることに留意を要する。UMTSテクノロジはモバイルインターネットプロトコル(IP)サービスをサポートし、例えば、音楽ダウンロード、ビデオ共有、ボイスオーバIPブロードバンドアクセス、その他のIPサービスをラップトップ、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)及び他の移動端末に提供することを含む。LTEは、効率の改善、低コスト化、ピークデータレートの増加、遅延の短縮、サービスの改善、及び他のオープン標準仕様との改善された統合化等により、現在のUMTSの機能を増進する。]
[0016] また、システム及び方法の要素は図中の通常の記号で適切に表現され、本発明の実施例を理解することに関連する具体的詳細のみを強調し、本願による恩恵を受ける当業者にとって自明な詳細によって本開示内容を曖昧にしないようにしている。]
[0017] 本願において使用されているように、「第1」、「第2」、「上」、「下」等の相対的な用語は、ある機能部又は要素を他の機能部又は要素から区別するためにのみ使用され、それらの機能部や要素の間における物理的な、論理的な関係や順序を必ずしも意味しているわけではない。]
[0018] 図面を参照するに、同様な標記は同様な要素を表している。図1には、本発明により構築され、全体的に「10」として示されているシステムが示されている。システム10は、例えばLTEネットワークのような第1の無線アクセスネットワーク12と、例えばCDMAネットワークのような第2の無線アクセスネットワーク14と、第1の無線アクセスネットワーク12及び第2の無線アクセスネットワーク14と無線通信を行う無線アクセス端末16とを含む。なお、本発明はLTE/CDMA及びLTE/HRPDインターワーキングの観点から説明されているが、本発明の原理は、アクティブモードハンドオーバを促すためにターゲットシステム時間との同期が望まれている他の無線インターワーキング環境においても容易に実現可能であることが、理解されるであろう。例えば、本発明はLTEネットワーク12及びCDMAネットワーク14に関連しているが、本発明の原理は、当業者によって任意のネットワークの間で使用されもよいことが理解されるべきであり、任意のネットワークは、例えば、UMTSネットワーク、WiMAX(802.16)ネットワーク、他のCDMAネットワーク及び当該技術分野で既知の又は将来開発される他の任意のネットワークを含む。] 図1
[0019] 一実施例において、本発明は、LTEネットワーク12からCDMAネットワーク14へ無線アクセス端末16が移動する際に、例えばCDMAネットワークのようなターゲットのシステム時間を取得することを意図している。これは、無線アクセス端末16がLTEネットワーク12において呼損(falling)となる前に、無線アクセス端末16がCDMAネットワーク16においてさらに良いサービスを受け得ることを、ソースLTEネットワーク12が判断したような場合である。]
[0020] CDMAネットワーク14は、CDMAバックボーンネットワーク20とともに通信を行う基地局18a−18n(まとめて「基地局18」と言及される)を含む。図示されてはいないが、CDMAバックボーンネットワークは、CDMAネットワーク14内の通信を促す装置(例えば、無線ネトワークコントローラ)を含むことに加えて、通信ネットワーク24を介したCDMAネットワーク14からリモートパーティ22への通信を可能にするために使用される装置をも含むことが、理解されるであろう。CDMAネットワーク14からリモートパーティ22への通信の詳細は、本発明の目的の範囲外であり、詳細には説明されないことが、理解されるであろう。]
[0021] 基地局18は、無線信号を送信及び受信するトランシーバと、アンテナと、通信信号を暗号化及び暗号解読する機能部と含む(図示せず)。基地局18は、同期モードシステム時間捕捉をサポートする本版による機能を実現するハードウェア及びソフトウェアを含む。例えば、基地局18は、中央処理ユニット(CPU)、送信機、受信機、I/O装置、ストレージ(例えば、揮発性及び不揮発性メモリ)を含み、本願で説明される機能を実現する。基地局18は、無線通信リンク26を介して移動アクセス端末16と通信を行う。以下に詳細に説明されるように、特に、無線通信リンク26はCDMAシステム時間情報を移動アクセス端末16に伝送する。]
[0022] 本発明の一実施例によれば、LTEネットワーク12は機能強化されたエボルブドノードB28a−28n(まとめて「eNB28」と言及される)を含み、サーバ、無線信号を送信及び受信するトランシーバ、及びアンテナを含む。eNB28は双方向トランシーバを含み、双方向トランシーバは、データを周囲環境にブロードキャストし、典型的には、有線及び無線ネットワーク間の仲介役として機能し、無線信号を送信及び受信するトランシーバ、アンテナ及び通信信号を暗号化及び暗号解除する機能部を含む(図示せず)。eNB28は、同期モードシステム時間の取得をサポートする本願により説明される機能を実現するハードウェア及びソフトウェアを含む。例えば、基地局18は、中央処理ユニット(CPU)、送信機、受信機、I/O装置及びストレージ(揮発性メモリ及び不揮発性メモリ)を含み、本願で説明される機能を実現する。基地局28は、LTE無線通信リンク30を介して移動アクセス端末16と通信を行う。]
[0023] eNB28は、通常、いくつもの機能を実行し、その機能は、無線リソース管理(例えば、無線ベアラ制御、無線参加許否管理、コネクションモビリティ管理、アップリンク及びダウンリンク双方における無線アクセス端末16のためのスケジューリングのようなリソースの動的割り当て等)、IPヘッダ圧縮、ユーザデータストリームの暗号化、移動アクセス端末14がアタッチされた場合における(不図示の)MMEの選択及び利用等を含む。LTEバックボーンネットワーク32は、eNB28及びMMEの間の通信を提供するだけでなく、通信ネットワーク24を介するリモートパーティ22との通信も提供する。通信ネットワーク24は、例えば、トランスミッションコントロールプロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)を用いたネットワーク(例えば、インターネット)でもよい。]
[0024] 一実施例において、無線アクセス端末16は多種多様な任意の携帯用電子装置として構築することが可能であり、例えば、移動電話、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)及び類似する端末等であるがこれらに限定されない。そのような端末は、アドバンスト移動電話システム(AMPS)、時分割多重アクセス(TDMA)、符号分割多重アクセス(CDMA)、移動通信用グローバルシステム(GSM)、ゼネラルパケット無線サービス(GPRS)、1xエボリューションデータオプティマイズド(1x evolution−data optimized)(“EV−DO”又は“1xEV−DO”の省略)、LTE及びユニバーサル移動通信システム(UMTS)等のような様々な通信技術を使用する。]
[0025] 無線アクセス端末16は、eNB28及び基地局18との無線通信に従事するために必要な機能をサポートするのに適したハードウェア及びソフトウェアも含む。そのような機能は、CDMAネットワーク14のシステム時間を同期して取得する動作を含む。無線アクセスハードウェア端末16は、受信機34、送信機36、中央処理ユニット(CPU)38、揮発性及び不揮発性メモリの形式によるストレージ40、及び入力/出力装置42を特にハードウェアとして含んでいる。これらのハードウェア要素は、必要に応じて、無線アクセス端末16内の他の要素と電気的に通信することが可能である。ストレージ装置40は、プログラム可能なコードを保存し、プログラム可能なコードは、中央処理ユニット38により実行されると、本願で説明される本発明による機能を実行する。なお、無線アクセス端末16はCPUを用いて本発明による機能を実行するように説明されているが、そのような説明は、説明を簡明化しているにすぎないことが、理解されるであろう。ディジタル信号プロセッサや、プログラマブルアレイ等のような他の装置が、通常のCPUの代わりに使用されてもよいこと雅想定されている。]
[0026] 本発明の一実施例によれば、LTEネットワーク12は、無線アクセス端末16が1つ以上のリモートパーティ22へ接続する際の一次(primary)ネットワークである。しかしながら、LTEネットワーク12が利用可能でない場合、信頼性高く使用できない場合、及び/又は劣ったQoSしか提供できない場合、あるいはテクノロジ間のハンドオフの要請が行われるべきことをeNB28が判断した場合、無線アクセス端末16は二次(secondary)CDMAネットワーク14へ移る。その場合、無線アクセス端末は、CDMAネットワーク14のシステム時間を同期して取得する。]
[0027] 無線アクセス端末16の同期モード動作例が、図2を参照しながら説明される。図2は、LTE無線通信ネットワーク12及びCDMA無線通信ネットワーク14の間の同期システムタイミング例を示す図であり、パイロットチャネル用の擬似雑音シーケンスのオフセットはゼロである。図2のタイミング図は、LTEタイミング系列(hierarchy)44及びCDMAタイミング系列46を含む。LTEタイミング系列44は、10.24秒のシステムフレーム番号(SFN)サイクルを示す。SFNサイクルは、8つのSFNのグループにまとめられ、8つのSFNのグループ各々は80msを占める。言い換えれば、各々のSFN(LTEパケット)は、10msの期間を占める。] 図2
[0028] CDMAタイミング系列46は、オフセットが0の擬似雑音(PN)シーケンスとともにCDMAシステムのタイミング系列を示す。CDMAシステムの場合、システム時間フィールドは、80msのスーパーフレームを使用する36ビットフィールドであることが、理解されるであろう。動作時における一例としてアクティブハンドオーバを行う際、無線アクセス端末16は、LTEネットワーク12におけるeNB28からオーバーヘッド(すなわち、パイロットチャネル)により、ブロードキャストパラメータを受信する。ブロードキャストパラメータは、CDMAネットワーク14のシステム時間を含む。この例において、CDMAネットワーク14のブロードキャストパラメータは、時点48において受信されたと仮定する。図2に示されるように、時点48は、SFNサイクルの中の何処かで生じているが、SFNサイクル境界において生じているわけではない(SFNサイクル境界とは、LTEパケット1023と次のSFNサイクルのLTEパケット0との間にある)。本発明によれば、無線アクセス端末16は、CDMAネットワーク14のシステム時間がフレームサイクル境界と整合するように動作し、図2に示されるように、整合時点50において整合するようにする。参照時点を生成することで、CDMAネットワーク14システム時間に同期するために、僅かな精度しか必要でない。なぜなら、タイミングは既にLTEネットワーク12において追従しているからである。] 図2
[0029] ターゲット無線通信ネットワークのシステム時間を、ソース無線通信ネットワークのフレーム境界に整合させることで、システム時間フィールドの短縮を達成できることが、分かるであろう。例えば、LTEネットワークにおけるシステム時間フィールドは、29ビットに削減可能であるが、CDMAネットワークのシステム時間に依然として同期することが可能であることが、分かるであろう。システム時間が整合し、無線アクセス端末16がCDMAネットワーク14と同期できるようになると、CDMAネットワーク14との通信セッションを確立することが可能になり、これにより、LTEネットワーク12からCDMAネットワーク14へのアクティブモードハンドオーバを促すことができる。]
[0030] 図2はオフセットがゼロのPNシーケンスを参照しているが、本発明は任意のPNシーケンスオフセットを利用する環境において容易に実現可能であることに留意を要する。言い換えれば、本発明の実施例は、PNシーケンスのオフセットについて何らの影響も有しない。したがって、無線アクセス端末16は、そのセクタのPNシーケンスオフセットに基づいて、CDMA系列(階層)セクタに整合することができる。そのような実現例については、図3を参照しながら説明される。] 図2 図3
[0031] 図3は、無線アクセス端末16に対する、LTE無線通信ネットワーク及び高速パケットデータ(HRPD)無線通信システム間の同期システムタイミングを示す。図3は、LTEタイミング系列52及びHRPDタイミング系列54を含む。なお、図3におけるLTEタイミング系列52は、図2におけるLTEタイミング系列44と同じである。説明の簡明化のため、LTEタイミング系列52は、8つのSFNグループである80msを強調している。すなわち、図2のLTEタイミング系列44は80msを128個示しているが、図3のLTEタイミング系列52は80msの1単位を拡大して示している。] 図2 図3
[0032] 図3に示されているように、ターゲットの(HRPDの)システム時間に同期するために、10.24秒のSFNサイクル境界を待機する必要はない。そうではなく、時点56における境界によって示されているように、80msのLTEグループ化の境界が使用可能である。したがって、HRPDシステム時間は、ゼロオフセットのPNシーケンスに基づいて、80msのLTEユニットの境界に整合するよう構成されるので、無線アクセス端末16は、特定のセクタのPNシーケンスオフセットに基づいて、HRPD(又はCDMA)セクタに整合することができる。] 図3
[0033] 図3に示されるように、HRPDタイミング系列54は、系列54内の80ms単位が、8つのSFNグループ境界(80ms)に適合できるように構成される。例えば、系列54における2×128チップ単位は26.666msに等しく、これはLTE系列52のSFN境界に整合していない(例えば、HRPDシステム時間は時点58において受信される)。しかしながら、26.66msの1単位が3つ集まると80msになり、HRPDネットワークのシステム時間は、(無線アクセス端末16にとって)時点56における8つのSFNグループ境界に整合するようになる。] 図3
[0034] なお、図3はHRPD時間系列に関して説明しているが、本発明は、CDMA、例えば、1xRTT系列にも等しく適用可能であり、双方のテクノロジは同じフレームの幅を共有する。また、本発明は、図3において2×128チップ単位とともに説明されているが、1単位におけるチップ数は所望のタイミング精度に依存して適宜変更可能である。例えば、2×118チップ単位を使用して、13.33ms単位が使用されてもよい。したがって、SFN8グループ境界に整合するための遅延は、図3に示される場合と比較して、追加的なHRPD単位の遅延を要する。] 図3
[0035] 本願において説明された方法を実行するのに適したコンピュータシステム又は他の装置の任意の種類のものが、本願において説明された機能を実行するのに適している。ハードウェア及びソフトウェアの典型的な組み合わせは、特殊なコンピュータシステムをもたらし、1つ以上の処理要素と、ストレージ媒体に保存されたコンピュータプログラムとを有し、コンピュータプログラムは、ロードされ及び実行されると、コンピュータシステムを制御し、本願において説明された方法を実行するように動作させる。本発明はコンピュータプログラムプロダクトにより実現されてもよく、コンピュータシステムにロードされると、上記の方法を実行することができる。ストレージ媒体は、揮発性又は不揮発性の任意のストレージ媒体でもよい。]
[0036] 本願におけるコンピュータプログラム又はアプリケーションは、一連の命令をなすコード又は標記を任意の言語で任意に表現したものを意味し、一連の命令は、情報処理機能を有するシステムが、a)他の言語、コード又は標記に変換すること又はb)異なるマテリアル形式に再構築されることの内の双方又は一方の後に又は直接的に、特定の機能を実行することを引き起こすように意図されている。]
実施例

[0037] 本発明は、本願において特別に説明及び図示されたものに限定されないことを、当業者は理解するであろう。さらに、特に言及しない限り、添付図面の全ては縮尺を表すものではないことに留意を要する。上記の教示内容を理解することで、特許請求の範囲によってのみ規定される本発明の範囲及び精神から逸脱せずに、様々な変形及び修正が可能である。]
权利要求:

請求項1
無線アクセス端末が無線通信システムにおけるシステム時間に同期するための方法であって、第1の無線通信ネットワークにおける第1のタイミング系列を使用して、前記無線アクセス端末における処理を行うステップであって、前記第1の無線通信ネットワークは、第1の無線アクセステクノロジを使用し、前記第1のタイミング系列を利用する前記処理は、前記第1の無線通信ネットワークのフレームサイクルを判別することを含み、前記フレームサイクルは、フレームサイクル境界を有する、ステップと、前記第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用する第2の無線通信ネットワークのブロードキャストパラメータを受信するステップであって、前記ブロードキャストパラメータは、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含む、ステップと、前記無線アクセス端末が、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を、前記フレームサイクル境界に整合するステップと、前記第2の無線通信ネットワークを利用して、通信セッションを行うステップとを有する方法。
請求項2
前記第1の無線アクセステクノロジが、LTE方式を使用する、請求項1記載の方法。
請求項3
LTEネットワークの前記第1のタイミング系列が、システムフレーム番号(SFN)サイクルを含み、前記フレームサイクル境界はSFNサイクルの開始点である、請求項2記載の方法。
請求項4
LTEネットワークの前記第1のタイミング系列が、システムフレーム番号(SFN)サイクルを含み、前記SFNサイクルは、複数のシステムフレームを含み、前記フレームサイクル境界は、システムフレームの開始点である、請求項2記載の方法。
請求項5
LTEネットワークの前記第1のタイミング系列が、システムフレーム番号(SFN)サイクルを含み、前記SFNサイクルは、複数のシステムフレームを含み、前記システムフレームは、8つのシステムフレームのグループにまとめられ、前記フレームサイクル境界は、8つのシステムフレームグループの開始点である、請求項2記載の方法。
請求項6
前記第2の無線アクセステクノロジが、高速パケットデータ(HRPD)方式を使用する、請求項5記載の方法。
請求項7
HRPDネットワークのタイミング系列が、複数のフレームを含み、各フレームは所定の量のチップ単位を利用して整合させられる、請求項6記載の方法。
請求項8
前記フレームのグループの境界は、8つのシステムフレームグループの開始点に整合している、請求項7記載の方法。
請求項9
前記第1の無線アクセステクノロジはパイロットチャネルを使用し、前記パイロットチャネルはオフセットがゼロの擬似雑音シーケンスを使用している、請求項2記載の方法。
請求項10
前記第2の無線アクセステクノロジが、CDMA方式を使用する、請求項1記載の方法。
請求項11
前記第1の無線通信ネットワークから前記第2の無線通信ネットワークへアクティブな通信セッションをハンドオーバするステップをさらに有する、請求項1記載の方法。
請求項12
無線アクセス端末であって、受信機と、前記受信機による電気通信のための中央処理ユニットとを有し、前記中央処理ユニットは、第1の無線アクセステクノロジを使用する第1の無線通信ネットワークにおける第1のタイミング系列を使用する際、前記第1の無線通信ネットワークのフレームサイクルを判別し、フレームサイクルはフレームサイクル境界を有し、前記中央処理ユニットは、前記第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用する第2の無線通信ネットワークのブロードキャストパラメータを前記受信機により受信し、前記ブロードキャストパラメータは、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含み、前記中央処理ユニットは、当該無線アクセス端末が、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を前記フレームサイクル境界に整合することを引き起こし、前記中央処理ユニットは、前記第2の無線通信ネットワークを用いて通信セッションを行う、無線アクセス端末。
請求項13
前記第1の無線アクセステクノロジが、LTE方式を使用する、請求項12記載の無線アクセス端末。
請求項14
LTEネットワークの前記第1のタイミング系列が、システムフレーム番号(SFN)サイクルを含み、前記フレームサイクル境界はSFNサイクルの開始点である、請求項13記載の無線アクセス端末。
請求項15
LTEネットワークの前記第1のタイミング系列が、システムフレーム番号(SFN)サイクルを含み、前記SFNサイクルは、複数のシステムフレームを含み、前記フレームサイクル境界は、システムフレームの開始点である、請求項13記載の無線アクセス端末。
請求項16
前記第2の無線アクセステクノロジが、高速パケットデータ(HRPD)方式を使用する、請求項12記載の無線アクセス端末。
請求項17
HRPDネットワークのタイミング系列が、複数のフレームを含み、各フレームは所定の量のチップ単位を利用して整合させられる、請求項16記載の無線アクセス端末。
請求項18
前記第1の無線アクセステクノロジはパイロットチャネルを使用し、前記パイロットチャネルはオフセットがゼロの擬似雑音シーケンスを使用していない、請求項12記載の無線アクセス端末。
請求項19
前記中央処理ユニットは、前記第1の無線通信ネットワークから前記第2の無線通信ネットワークへアクティブな通信セッションをハンドオーバする、請求項12記載の無線アクセス端末。
請求項20
無線通信システムであって、無線アクセス端末と、前記無線アクセス端末と通信する第1の無線通信ネットワークと、前記無線アクセス端末と通信する第2の無線通信ネットワークとを有し、前記第1の無線通信ネットワークは、第1のタイミング系列を使用する第1の無線アクセステクノロジを有し、前記第1のタイミング系列は、フレームサイクル境界とともにフレームサイクルを有し、前記第2の無線通信ネットワークは、前記第1の無線アクセステクノロジとは異なる第2の無線アクセステクノロジを使用し、前記第1の無線通信ネットワークは、ブロードキャストパラメータを前記無線アクセス端末に送信し、前記ブロードキャストパラメータは、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を含み、前記無線アクセス端末は、前記第2の無線通信ネットワークのシステム時間を前記フレームサイクル境界に整合させ、前記第2の無線通信ネットワークを利用して通信セッションを行う、無線通信システム。
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申请号 | 申请日 | 专利标题
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